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ノリコ=ポーロの西方見聞録

勉強できない、英語しゃべれない、でも広い世界へ飛び出したい!との思いから、添乗員となり世界中アチコチ飛び回り、様々な人たちとの出会いや交流、旅のドタバタ劇などをご紹介していきます。このブログは、星野管工(株)発行のホシカン通信に掲載しているコラムのバックナンバーです。

知らないって、もったいない

 翌朝、せっかくフィレンツェに来たのだから街中を散策してからローマに向かおう!

 というわけで地図を片手にサンタマリア=ノヴェッラ駅近くのホテルを出発して、街の中心部、大聖堂(ドゥオモ)とヴェッキオ宮殿、シニョーリア広場、アルノ川にかかるヴェキオ橋まで(ヴェッキオ=古い)お散歩しました。

 

 

 当時はフィレンツェについても知識が無かったので、古そうな建物の回廊に並ぶ石像を横目に「随分立派な建物だね~。何だろうね。」と、かの有名なウフィッツィ美術館と沢山の歴史上の著名人たちの作品群を景色の一つくらいに考えてそのまま通り過ぎてしまいました。

 そして沢山の商店が立ち並ぶヴェッキオ橋へと向かったのでした。

 因みに数年後、旅行会社のツアーコンダクターとしてフィレンツェを訪れるのですが、その頃にはイタリア旅行大ブーム。

 ウフィッツィ美術館の見学の為に朝の出発時間を繰り上げて、ホテルを七時前に出発し、更にツアーのお客様、現地のガイドさん達と走って順番待ちの列に並んだり、見学までに二時間近くも並んだりして、苦労しました。

 そんな時は、若かりし頃の無知な自由旅行を懐かしく思い出したりもしました。

 さらりとフィレンツェ散策を終えて次の目的地、ローマへと旅を続けたのでした。

 

 フィレンツェ~ローマ間は、特急列車のインターシティ(IC)で約二時間。

 ついに永遠の都ローマのテルミニ駅に到着しました。付いて早々駅周辺で宿探し。

 「地球の歩き方」情報を頼りに、地図を見ながら目星をつけたホテルに行き、宿を確保しました。

 部屋は小さかったですが日中は観光に動き回っているし、シャワーが浴びれて、そこそこ清潔で、鍵がかかれば良しというくらいで決めました。

 ところが部屋に入って「ゲゲっ!」と仰天。

 なんと、無理やり後付しけた昔の電話ボックスのようなスケスケのシャワールームが小さい部屋をほぼ占拠!しかし女二人だし、旅の疲れもあり、そのうち気にもならなくなり、ベットに寝転がりテレビを観たり、ガイドブックを読んだりしていました。こうして旅慣れていった訳です。