ノリコ=ポーロの西方見聞録

勉強できない、英語しゃべれない、でも広い世界へ飛び出したい!との思いから、添乗員となり世界中アチコチ飛び回り、様々な人たちとの出会いや交流、旅のドタバタ劇などをご紹介していきます。このブログは、星野管工(株)発行のホシカン通信に掲載しているコラムのバックナンバーです。

ホントに写真はよく見える 〜トレビの泉〜

 コロッセオから地図を片手にフォーロ=ロマーノ遺跡(Foro Romano:ここは、ローマ帝国時代の政治の中心地であった場所)を横目にみながら、トレヴィの泉を目指して歩いて行きました。

 

 ローマはイタリアの首都だけあり、車の交通量も多いのですが、運転も荒っぽく、あちらこちらでクラクションが鳴り響いていて、横断歩道を渡るのも他の人たちと一緒に渡らないと危いので、気合を入れて街の中心部目指して行きました。

 

 ローマの市街地は古代ローマ時代の遺跡が街のあちこちに点在していて、更には中世の歴史的な石造りの重厚な建物が多く、空があまり見えず、まるで迷路のよう。

 

 そんな状態なので、トレヴィの泉を目指しているであろう団体観光客の後について行き、ようやくトレヴィの泉の前に到着しました。

 

 写真のイメージだと、何か広大な公園の敷地内にでもあるのかと思っていたのですが、このトレヴィの泉も想像していたのと違い、商店、住宅地の密集地の真ん中に突然現れて、ピサの斜塔同様に「え〜、狭い!」驚いたものです。

 

 それでも折角来たので、お約束の行為をガイドブックの記述通りにしよう、と二人して泉を背に後ろ向きに立ち、コインを右手に持ち左の肩越しに泉に投げ入れました。  

 

 ちなみにこのコイン、一枚で再びローマに戻って来ることが出来る。二枚だと恋人に巡り合える。三枚で離婚出来る・・・いくつ投げるかは、あなた次第です・・・。

 

 プチ観光情報として、トレヴィの泉のすぐそばにあるジェラート屋(Gerato:アイスクリーム)さんのジェラートは本当に種類が多く、美味しいので訪れたら是非ご賞味してみてください!

 

 さて、無事にコインも投げたし、次はスペイン階段へ。かの有名なオードリー=ヘップバーンの映画「ローマの休日」で出てきましたが、トレヴィの泉から歩いて十分位の場所。街中の賑やかな土産物店をみながら、すぐです。

 

 実際は沢山の観光客がびっちり腰かけていて、どこが階段なのかわからないほどの人だかりでしたが、一応、有名な名所ということでカメラに写真をパチリと残して、スペイン階段を後にしました。