ノリコ=ポーロの西方見聞録

勉強できない、英語しゃべれない、でも広い世界へ飛び出したい!との思いから、添乗員となり世界中アチコチ飛び回り、様々な人たちとの出会いや交流、旅のドタバタ劇などをご紹介していきます。このブログは、星野管工(株)発行のホシカン通信に掲載しているコラムのバックナンバーです。

オレオレ スペイン

 不思議なサルバドール=ダリ美術品の空間を鑑賞した後、
地中海沿いにスペインを南下して一路バルセロナへ。

 バルセロナは、スペイン北東部に位置するカタルーニャの州都で、
バルセロナ県の県都でもあり首都マドリードに次ぐ第二の都市。

 

サッカー選手、アルゼンチン出身のメッシとブラジル出身のネイマールが所属しているというFCバルセロナでも知られています。

 また、かの有名な建築家アントニオ=ガウディのサグラダ=ファミリア教会、グエル公園など建築に興味がある方にはたまらない街です。

 私達は駅前のペンションに宿を取り、荷物を置いた後、
サグラダ=ファミリア教会へ路線バスで向かいました。
 この教会は、1882年に着工が開始して以来
133年が経過した現在でも建築途中であり、
壮大な建築計画を残してこの世を去ったガウディの意思を引き継ぎ、
各国の建築家、彫刻家が完成を目指して日々製作し続けている驚きの教会です。

 私達が訪れた、25年前は足場が組まれた教会内を見学したり、
いくつも聳え立つ尖塔の中にも入ることが出来ました。

 是非2026年に完成した暁には、もう一度訪れてみたいと思います。

 その後、グエル公園等を見学して宿に戻り、
夜はスペインのBARでTAPASというおつまみとともにビールを飲み、
美味しいスペイン料理に舌鼓をうちながら、旅の疲れを癒したのでした。

 因みにスペインの食事時間は非常に長く、
昼は午後1時から午後4時頃までシエスタと呼ばれるお昼寝タイム。

 商店は一斉に昼休みに入り、その間みんなのんびりとワインを
飲みながらランチを楽しみます。
 夜は午後9時から真夜中までおしゃべりを楽しみながら夕食を取る。
 楽しい会話と美味しい食事で日々人生を謳歌しているわけです。

 流石に二十歳そこそこで、スペイン語もわからず、
旅の疲れもある私達は、そんな遅い夕食まで待つことも出来ないので、
地球の歩き方に載っている近所のBARで簡単に食事を済ませたのでした。