ノリコ=ポーロの西方見聞録

勉強できない、英語しゃべれない、でも広い世界へ飛び出したい!との思いから、添乗員となり世界中アチコチ飛び回り、様々な人たちとの出会いや交流、旅のドタバタ劇などをご紹介していきます。このブログは、星野管工(株)発行のホシカン通信に掲載しているコラムのバックナンバーです。

生ぬるっこい本場のビール

 研修三日目は、ロマンチック街道を更に南下して
ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、アウグスブルグ等の
小さな街を車窓から眺めて、

ドイツ南部バイエルン地方の中心都市であるミュンヘンで昼食をとりました。

 

 ドイツ南部のミュンヘンはベルリン、
ハンブルクに次いで三番目に大きな都市で、
市域人口は百四十万人近くに達します。

 

 一九七二年にミュンヘンオリンピックが開催された事もよく知られています。

 

 市中心部から30~40分の所には空港もあるので、
ドイツ南部の拠点にもなっています。

 

 昼食会場のホフブロイハウスはミュンヘンでは最も有名な観光地の一つ。

 

 毎年十月の二週間にわたって開催されるビールの祭典
オクトーバーフェストでは二番目に大きなテント「Bierzelte」を
運営しています。

 

 毎年、百万を超える人々がこのテントに訪れているそうです。

 

 さて、仕事としての研修旅行ですが
本場のビールの味を知らなくてはお客様に説明出来ない、
と言うことで、私達全員もビールを注文。

 

 さあ、キンキンの生ビール!待ってました!と
一口飲んだら、「え?あんまり冷えてない!
もっとジョッキもガチガチに冷やしてくれないと!」とガッカリ。

 

 すると講師の先生から
「本場のドイツビールは、そんなにキンキンには冷やさないで、
常温で飲むのが普通ですからね。」とのお話・・・

 

 「し、知らなかった~。ぬるいビールなんてビールじゃない。」と
思っている私は、今後ドイツではビールは飲まないか、
氷を貰おう、と心に決めたのでした。

 

 とかなんとか思いながらも本場の美味しい料理と
ビールを飲みながら、民族衣装のダンスを堪能して楽しく盛り上がったのでした。

 

 因みに、ドイツ語で乾杯は「プローシュト!」です。

 

 最近では、東京都内にもこの本場ドイツの
生ビールが飲めるお店が何店舗かあるようです。

 

 本場のようにぬるいか確かめる為に、是非、一度訪れてみようかと思います。