ノリコ=ポーロの西方見聞録

勉強できない、英語しゃべれない、でも広い世界へ飛び出したい!との思いから、添乗員となり世界中アチコチ飛び回り、様々な人たちとの出会いや交流、旅のドタバタ劇などをご紹介していきます。このブログは、星野管工(株)発行のホシカン通信に掲載しているコラムのバックナンバーです。

Vol.52 最後は笑顔に

翌朝は、オーストリアのウィーンから飛行機でスイスのチューリッヒまでの移動日となり、私達は重苦しい雰囲気の中、出発しました。そしてチューリッヒの市内観光を済ませて夕方ホテルにチェックインすると、お客様のスーツケースがホテルに届いていて、本当に一安心しました。

 

あと1日早く届いてくれたら良かったのに~!と心の中で叫びましたが…。(涙)

 

この時の教訓から、海外旅行にお出かけになる際のアドバイスですが、(特に直行便ではなく、何回か空港を乗り継いで行く場合)一泊分の下着の替え(紙パンツでも)、洗面用具、化粧品(特に女性)常備薬等はスーツケースではなく、機内持ち込みの手荷物に入れておく事をお勧めします!ただし、最近は手荷物検査での水分の持ち込み量が厳しくなっているようですので、各国に出発前に確認してください。

 

もちろん、現金、貴重品、パスポートは手荷物です。余談ですが、スーツケースは鍵がかかるから安心!と思いホテルの部屋の中で貴重品を入れていると盗難被害に遭っても誰も保証してくれないので、くれぐれもご注意を!ホテルの中は、必ずSAFTY BOX(金庫)を使用してくださいね!

 

ただし、最近は手荷物検査での水分の持ち込み量が厳しくなっているようですので、各国に出発前に確認してください。

 

さて翌日からは、スイスのインターラーケンからユングフラウヨッホの登山鉄道、ジュネーブ~パリと順調に旅は進んで行き、無事に全員で病気、ケガもなく日本に帰国することが出来ました。

 

初めて海外添乗した8日間のツアーでロスバゲの洗礼を受けた私ですが、ツアー中にお客様とコミュニケーションを取ることが出来て、初めは期限が悪く、笑顔も無かった年配のご夫婦も最後には笑顔で帰っていただけたので、本当に良かった。と一安心しました。

 

これからも、世界中を旅しながら、お客様に満足していただける楽しい旅を演出していけるよう精進していくぞ~!と決意を新たにしたのでした。