ノリコ=ポーロの西方見聞録

勉強できない、英語しゃべれない、でも広い世界へ飛び出したい!との思いから、添乗員となり世界中アチコチ飛び回り、様々な人たちとの出会いや交流、旅のドタバタ劇などをご紹介していきます。このブログは、星野管工(株)発行のホシカン通信に掲載しているコラムのバックナンバーです。

まさかの!本場パエリア

 翌日、最終目的地であるグラナダ目指してイベリア半島を列車で南下。

 

 途中のバレンシアという地中海沿いの街にも立ち寄りながら旅を続けました。  

 バレンシアスペイン料理を代表するパエリア発祥の地。
せっかくだから是非本場の元祖のパエリアを食したい!と
二人でレストランに意気込んで入り、
海沿いの街だし、
さぞかし新鮮な魚介類が沢山乗ったパエリアが出てくるだろう、
わくわくしてパエリアが運ばれてくるのを待っていました。

 

 しかし、そこには私たちの想像を完全に覆したパエリアが登場!

 

 元祖パエリアは、な、なんと、
骨付きチキンがゴロゴロとサフランライスの上に載ったものでした・・・!

 

 「パ、パエリアって魚介類が上に載っているんじゃ無いんだ~。」
と二人で唖然としましたがなかなか美味しく、
なんだかんだとお腹いっぱい食べて満足したのでした。

 

 さて、お腹を満たした私たちはいよいよ
今回の旅の最終目的地であるグラナダを目指して、
列車、バスを乗り継いで行きました。

 

 グラナダは目の前にアフリカ大陸が迫り、
かつてイスラム帝国の支配を受けた影響から、
エキゾチックな街並みが魅力のスペイン南部アンダルシア地方の中心都市。

 

 かの有名なアルハンブラ宮殿があります。

 

 日本では「アルハンブラ宮殿」と呼ばれていますが、
Alhambra スペイン語ではHを発音しないので、
音的には「アランブラ」と発音しないと通じません。

 

 更にJも発音しないので、
日本の国名Japonジャポンではなくハポンと発音します。

 

 グラナダの宿は語学学校のお友達、
17歳のカルメンちゃん宅。

 

 駅に到着した私たちは早速彼女に電話をかけました。
しばらくして、カルメンちゃんが元気に駅まで迎えに来てくれました。

 

 そのままカルメンちゃんのお宅に荷物を置かせてもらい、
三人でグラナダ観光に向いました。