ノリコ=ポーロの西方見聞録

勉強できない、英語しゃべれない、でも広い世界へ飛び出したい!との思いから、添乗員となり世界中アチコチ飛び回り、様々な人たちとの出会いや交流、旅のドタバタ劇などをご紹介していきます。このブログは、星野管工(株)発行のホシカン通信に掲載しているコラムのバックナンバーです。

2016-01-01から1年間の記事一覧

小さな国 リヒテンシュタイン

十日間に及ぶ私たちの研修旅行も行程の半分まで来ました。 ドイツを後にして、次の目的地スイス~パリへと向かいます。 スイスまではずっと長距離バスでの移動。ゆっくり休めるかというとそうはならず、車内では私達がマイクを握り、バスガイドさんのお仕事…

ノイシュバインシュタイン城をより楽しむ方法

次の目的地は、ロマンチック街道のハイライトであるノイシュバインシュタイン城。 日本語に訳すと「新白鳥城」となるこのお城はミュンヘンを中心とするドイツ南部のバイエルン地方を治めていた、ルードヴィッヒ2世によって建てられた山上にある白い綺麗なお…

生ぬるっこい本場のビール

研修三日目は、ロマンチック街道を更に南下してディンケルスビュール、ネルトリンゲン、アウグスブルグ等の小さな街を車窓から眺めて、 ドイツ南部バイエルン地方の中心都市であるミュンヘンで昼食をとりました。 ドイツ南部のミュンヘンはベルリン、ハンブ…

海外添乗研修二日目

二日目は、フランクフルト~ハイデルベルグ~ローテンブルグと中世の町並み、お城の跡地等の案内研修。 パンフレットに記載されている観光箇所、休憩、食事場所、時間等をドイツ人のバス運転手さんと出発前に打ち合わせをしてからの出発になります。 ホテル…

ようやく海外研修がスタート

国内旅行の仕事であちらこちらに行く機会が増えてバスツアーに慣れてくると、次に新幹線の旅、更には飛行機のツアー、と距離も遠くなり、宿泊日数の長い仕事が増えて来ました。 東京湾からフェリーで高知県に着いて四国周遊したり、夜行バスで鳥取砂丘まで走…

ツアコンの登竜門 立山黒部アルペンルート

新人ツアコン時代のツアーの中でも一番思い出深いコースは「立山・黒部アルペンルート」です。通常のバスツアーは、バスガイドさんが同乗しているので、車内案内等は丸ごとお任せ。私達添乗員が案内するのは行程、日程の案内だけなのですが、バスを降りてか…

ますの寿司

私の所属した派遣会社は、色々な旅行会社のツアーを委託していたので、まず新人の私達はKツーリストの「日帰りびっくりバスツアー」でのデビューとなりました。 研修を終えたとは言え、いきなり一人での初仕事。旅行の日程表、名簿、お客様への案内マニュア…

ツアコンへの道2

新人ツアコンとして派遣会社に登録した私は、ツアコン研修を受ける為に東京に毎日通うことになりました。 ツアコンとして働くには、(社)日本添乗サービス協会(TCSA)などが認定する「旅程管理主任者」になる必要があります。 TCSAなどが主催する基礎研修…

ツアコンへの道1

一年間のイギリス遊学を終えて故郷桐生に戻ってきた私は、海外添乗員になって世界中を飛び回るという自分の夢に向かっていくことを決意したものの、どうしたら添乗員(以下ツアコン)になれるのかもわからずにいました。 当時は、まだネットも携帯電話も無い…

イギリス遊学 総括

20歳で短大を卒業し、英語の成績もいまいちだった私ですが、このイギリス滞在中に得た経験はどんな宝物にも代えがたい貴重なものになりました。 不安で寂しい時もありましたが、私の事を誰も知らない土地に行き、少しずつ知り合い、友人が出来て行き、英語も…

コンチネンタルブレックファースト

スペインのマラガでの新年を満喫した後、旅の最後にマドリッドに住むお友達のフリアを訪ねるために、列車で首都マドリッドに向かいました。 フリアは当時28歳の小柄でとっても明るくて楽しい女性でした。イギリスのパブでは一人でフラメンコを踊りだすような…

マラガの大晦日

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、クリスマスをバルセロナで過ごした後、私はよっちゃんと別れて、一人でスペイン南部アンダルシア地方のマラガに向いました。 イギリスの語学学校で知り合ったアナという…