ハロウィンの歴史を少しばかり
十月三十一日のハロウィン。
日本でもだいぶ浸透して、あちこちでイベントが行われるようになってきました。
そこで、ハロウィンについてお話したいと思います。
もともとは秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的な意味合いのある行事でしたが、現代では特にアメリカで民間行事として定着し世界に広まったそうです。
一方、十一月五日に行われるボンファイア(Bonfire)がイギリスの伝統的な秋のイベントで、こちらは1605年の国会議事堂爆発未遂事件が由来とか。
ガイ人形という、ぼろきれを着せた人形を持った子ども達が近所を周りお金をもらったり、仮装行列をしたり、篝火をたいたり、花火を打ち上げたりする火祭り行事。
子どもたちが魔女やお化けに仮装して近所を訪れてお菓子をもらう、という風習はにているのですが、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾っているような家はないわけですが、近年はアメリカから逆輸入されてきているようです。
日本の収穫を感謝する神嘗祭や新嘗祭と、お盆を混ぜたみたいな雰囲気がしますね。日本は八百万信仰ということもあり、他の宗教の祭りを何でもうまく取り入れて、日本流にアレンジし、オリジナルよりも上手に楽しめていると思います。
特に仮装が大好きな息子は、東京ディズニーランドのハロウィンに行きたいと言うので、近所で買ったハロウィンアイテムで親子共々仮装してディズニーランドに乗り込みましたが、「ディズニーキャラクターの仮装で。」とのお断りが・・・。さすがに注意はされませんでしたが、それ以降、仮装で行くと無料で入場できる那須ハイランドパークに場所を変更しています。
先日も行ってきましたが、我が家以外は外国人ファミリー二家族が仮装しているくらいの寂しいものでした・・・。